移動に必要なキャリーバックから海外ではなかなか買えない猫グッズなど、安全&快適に海外引越しするためにおすすめのアイテムを紹介します。
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移動中に必要な猫アイテム
まず、引越しの移動中に必要なアイテムは下記の通り。
- キャリーバッグ(☆必需品)
- 猫ネット
- クッション
- カバー
- 水分補給ちゅ〜る
- ポータブルトイレ&ケージ(番外編)
1つずつ解説していきます!
キャリーバッグ
キャリーバックに関しては最重要アイテムなので、詳しく解説していきます!
猫と海外引越しをする際、ほとんどの方が飛行機を利用されるでしょう。猫を飛行機で連れて行く場合、手荷物として「機内持ち込みする方法」と、預け荷物として「荷物エリアに預ける方法」があります。
しかし、「荷物エリアに預ける方法」はおすすめできません。なぜなら、毎年のようにペット死亡事故が起こっていることに加え、猫にかかるストレスが大きくなるからです。
別記事で、荷物エリアに預ける危険性について詳しく解説しています。
上記を踏まえ、愛猫家の皆様はぜひ「機内持ち込み」を選びましょう。私も引越しの際、1人で2匹の猫を機内持ち込みで運ぶために1.5往復しました。航空券代は高かったですが、機内持ち込みにして本当によかったと思っています。
ただし、ペットを機内持ち込みできる航空会社は限られています。ペット機内持ち込み可の航空会社の情報や注意点は別記事で詳しく解説します。
さて、猫を「機内持ち込み」する際に必要なのは、規定サイズのソフトキャリーケースです。ここで重要なのは、航空会社の規定サイズを守ること。サイズオーバーしたキャリーバックだと、チェックインで持ち込み不可と判断される可能性があります。
「いつもチェックインの時に手荷物の大きさは測られないし大丈夫では?」と思われるかもしれませんが、実際に私がターキッシュエアラインを利用した際は2回ともメジャーを使ってきっちり測られました。
キャリーバッグのサイズ規定は航空会社によって異なります。航空会社ごとのキャリーバッグサイズについては、別記事でも詳しく解説しています。
また、ハードキャリーとソフトキャリーのどちらがいいかはこちらの記事で解説しています。
ここからは、主要エアラインの規定サイズごとに、要件を満たすおすすめのキャリーバッグをご紹介します。
「27 x 27 x 45 (cm)」ソフトキャリー
2025年現在、「23 x 40 x 55 (cm)」を満たすペット用キャリーバッグでおすすめの商品は下記の通りです。
他のブログなどで、「海外引越しでこのキャリーバッグを使いました」と紹介されているもので規定サイズ外のものを時々見かけます。運良くサイズチェックされなかったのだと思いますが、私は2回ともきっちり確認されたので、やはり規定サイズ内のものを用意するのがおすすめです。
猫ネット
すでにお持ちの方も多い「猫ネット」。通院などで猫をキャリーバッグに入れる際に活用している方も多いのではないでしょうか。
猫壱さんの「落ち着くネット」が有名ですよね。我が家でも愛用していました。
猫の海外引越しでは、猫を入れるネットではなく、キャリーバッグを入れるネットがおすすめです。下記のような大きめのネットにキャリーバッグを入れることで、「キャリーバッグが壊れた」「イタズラでチャックを開けられた」などの万が一の事態に備えることができます。
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猫を直接ネットに入れると毛繕いやバッグ内で姿勢を変える時にうまくいかず、長時間の移動中にはストレスになることがあります。そのため、ネットにキャリーバッグを入れてしまうのがおすすめです。
ウレタンシート
キャリーバッグの中には、猫がリラックスできるように緩衝材を入れてあげましょう。底付きしてしまうような柔らかい素材よりも、低反発のものがおすすめです。
市販品ではジャストフィットするサイズがないので、私は引越しで捨てることになった自分のベットマットレスを切って使いました。
分厚すぎるものだと、キャリーバッグの中で猫の可動域が狭くなってしまいますので、〜3cmのものがいいでしょう。飼い主さんの匂いがついたものだと猫も安心できると思うので、飼い主さんが使っていたマットレスや座布団などがおすすめです。
ご自宅にちょうど良いマットレス類がない場合、下記のような「ウレタンシート」が安価&カットも簡単でおすすめです。
KIYOHARA 角ウレタンシート:アマゾン→https://amzn.to/4a2qDgv、楽天→https://a.r10.to/hNbRVB
後述するカバーと組み合わせて使ってください。
100均一に売っている低反発座布団などでも大丈夫だと思います。
新しく購入する場合は、引越し前に実際に使って飼い主さんの匂いをつけてあげてください。
カバー
先におすすめしたウレタンシートにつけるカバーも用意しましょう。
私は無印の枕カバーを使用しました。コットン100%で肌触りもよくおすすめです。また、ウレタンシートと併用する場合、厚みが出過ぎない方がいいので、枕カバーはちょうど良い大きさで重宝しました。
猫がおしっこ等をしてしまった場合に備えて、移動中はクッション・カバーの替えを用意しておきましょう。
ちゅ〜る
移動中の水分&栄養補給におすすめなのが、みんな大好き「ちゅ〜る」です。パッケージからそのまま舐めさせられるので便利です。
緊張とストレスで食べない子もいると思いますが、やはり持っておくのがおすすめです。私は乗り継ぎの空港での待機時間にあげました。食いしん坊な1匹は2袋平げたのですが、怖がりの1匹は半分ほど舐めただけでした。
Figaro(フィガロ) ちゅ~る シーフードバラエティ 14g×45本:アマゾン→https://amzn.to/3PnZ8o1
「水分補給」シリーズもあります。ただ、味が薄いのか我が家の猫にはウケが悪いです。
チャオ (CIAO) ちゅ~る 水分補給 まぐろ 海鮮ミックス味 20本 + とりささみ 海鮮ミックス味 20本:アマゾン→https://amzn.to/4fPAWWi
引越し前に色々な種類を試して、一番のお気に入りを持っていきましょう!
ぜひ、持っていって欲しいのは「総合栄養食」タイプです。嗜好度は通常のちゅ〜るより低い感じがするのですが、猫が食欲がない時も食べてくれるので重宝しています。在住している欧州某国では、イナバのちゅ〜るは販売しているものの、種類は少なくて「おやつ」タイプしかありません。
チャオ (CIAO) ちゅ~る 総合栄養食 とりささみ 海鮮ミックス味 20本:アマゾン→https://amzn.to/3DTYfkr、楽天→https://a.r10.to/hFUsRe
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乳酸菌入りやAIM30入りなど、日本でしか買えないものも多いです。
チャオ (CIAO) ちゅ~る 乳酸菌入り バラエティ 40本:アマゾン→https://amzn.to/4gHjMeG、楽天→https://a.r10.to/hPbWKU
ポータブルトイレ&ケージ(番外編)
「万が一の事態にも備えておきたい…」という飼い主さんにおすすめなのが、ポータブルトイレ&ケージです。
アマゾンから購入→https://amzn.to/42397qu
トラブルなどで乗り継ぎ空港で長時間待機することになった場合、猫もずっと狭いキャリーケースに入っているのは大変です。ポータブルケージにトイレを入れてあげれば、トイレをすることもできます。
私も「念には念を…」と思い、持っていきましたが幸い利用しませんでした。
ポータブルトイレ&ケージは、災害時の避難所や猫を部屋で一時隔離したい場面などでも使えます。一式持っておくといざという時に安心なのでおすすめです。
まとめ
猫の海外引越しにおすすめのアイテムを紹介しました。今回は移動に使うアイテムをご紹介しましたが、別記事では、移住後におすすめなアイテムも紹介しています。
海外ではなかなか手に入りにくい物などについて解説しています。
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